わがままなのはわかってます。昨日の岡江久美子さんのことも凄くショックだったし、家にいるしかできないのも、不甲斐ないとも思っています。医療関係者だったら、今頃休みなく働いていているでしょう。でもでも家にばかりはいられない。

今日は仕事で外に出てます。休みつつ出勤しているのですが、やはり凄く忙しい。普段の3倍くらい忙しい。でも仕事していた方が全然いい。もちろん直行直帰で、どこにも寄らないですが…。

早く早くコロナが収束しますように。治療薬ができて、ワクチンもできますように。ゴールデンウィークまではどうにか我慢します。そのあと落ち着いて、少しずつでいいので、元の生活に戻れますように。

病院が舞台で、どうにか患者を助けようと、感染を止めようと奮闘する医師、看護師の姿が描かれてます。患者は、目からも血を流しながら、苦しみながら、死んでいきます。今見ると、コロナとダブって辛かった。養鶏場の経営者が、誤解だったのだけど、ウイルスの発生元だとみんなに責められて自殺してしまうところも、辛かった。しかも長いシーンだった。

医師や看護師も感染して、亡くなるのですが、その使命感には頭が下がります。死ぬかもしれないのに、志願して感染者の治療をする。私なら走って逃げちゃうかもしれない。医療に携わる方を尊敬いたします。

最後のシーン、林檎の木を植える、感動しました。私もどんなことがあっても、林檎の木を植え続けようと思います。

今リアルに起こっていること。私に出来ることは感染を広めないこと、すなわちステイホームですね。守ろうと思いました。

そして初めて見たのは風と共に去りぬ。

スカーレットオハラの恋愛話だと思っていましたが、時代背景がきちんとしているのですね。南北戦争前のお嬢様の暮らしから、一気に敗戦の貧乏暮らし。

素晴らしい映画です。ただ前に見たときはまだ結婚前だったので、レッドバトラーの思いの激しさと、スカーレットの強さに打たれただけでした。しかし今見ると、出産の経験もないのに、赤ちゃんを取り上げたり、出産したその日に馬車でタラに行くなんて、無謀すぎる。

そして後半、大切な人が次々死んでいく中で、スカーレットはやはり強い。彼女ならどんなことがあろうとも生きていける。若い時は憧れていた。でも今は、私もどんなことがあっても生きていく。ただスカーレットとは違うやり方を選ぶだろう。

メラニーは何故スカーレットを好きでいられるのか。あんなに聡明な人が、何も知らないことなど、ない。アシュレーのこともスカーレットのこともただ信じ切っていたのだろうか。アシュレーが現実では何も役立たないこともわかっている彼女が、どうしてだろう。スカーレットの恋心が、本当ではないと見抜いていたのか。もしそれが最初からなら、怖い女である。

もっと書きたいけど、これくらいにしておきます。30年ぶりに見たけど、素晴らしかった。泣いちゃった。高校生の娘も面白かったそうです。